雪にまつわるエトセトラ

北海道の冬は寒い。
寒いから魚の活性も悪くなる。
さすがの釣り好きも冬場海に行く機会が少なくなるが、その分、海への思いも強くなり、春が待ち遠しくなる。

そんな札幌の冬、毎年自身が所属するSIAFラボは展覧会を開催している。
今年のテーマは「雪にまつわるエトセトラ」
冬の北海道にまつわるデータをもとにした様々な作品が展示されている。風の可視化や除雪車の動向の俯瞰的可視化、雪堆積場の半年に渡る定点映像など、都市と自然という芸術祭のテーマを体現する展示がされている。
加えて昨年度から取り組んでいるS.I.D.E.プロジェクトのリサーチの経過の展示では、パラメトリックスピーカー（指向性スピーカー）を使用した面白い試みにも取り組んだ。
アートが可視化できる我々の環境を是非体感してもらいたい。

https://siaflab.jp/wex2023/

SIDEプロジェクトのリサーチに厳寒の朱鞠内湖に行った。
完全結氷した湖の湖面をひたすら歩き、たどり着いたのは普段立ち入ることのできない湖の島。
そこには冬にしか出会えない静寂があった。