tabで一緒の小野朋子さんがチーフディレクターを務めている「新千歳空港国際アニメーション映画祭」は、今年でなんと10周年。素晴らしいですね。ここ数年は記録撮影スタッフとして関わらせてもらっています。
主に私が撮影した写真はギャラリーにまとまっています。
https://airport-anifes.jp/gallery/
10周年に関しての色々はきっとそのうち小野さんが何かしら発信されると思うので、私は撮影スタッフとしてと、この映画祭のいちファンとしての所感を。
空港だからできる映画祭として始まったこの映画祭。国際的に活躍するアニメーション作家さんの作品を一度に大量に、しかも映画館で観られる最高のロケーションです。限定的な場所であるということが強みになっていると私は思っていて、新千歳空港は魅力的なショップや飲食店がズラリ、温泉やホテルまで完備で、旅に出なくても、地元民でも遊びに行きたい、そんな空港な訳です。何せ一度来たらまた札幌まで戻るのに1時間ほどかかりますし。なので、全力で映画祭と空港を楽しみつくさねば!という気持ちになります。その一体感はアニメーション作家の皆さんからも感じられて、とても良い空気感の映画祭だなあと毎年思います。
アニメーションのプロたちが選んだ選りすぐりのノミネート作品ばかりなので、上映作品はとてもイカしています。もといぶっ飛んでる作品も多いです。でもそれだけでなく、日本国内の人気アニメ作品の上映や声優さんを呼んでの関連イベントなどもあり、多岐にわたってアニメーションを楽しみつくせる映画祭です。さらにアニメーションの制作の裏側や、クリエイションとは、を知れる豊富なトークセッションもあり、クリエイティブ業界の端っこにいる私も常に刺激をもらっています。
長々と書きましたが、スタッフとして居ても、とても面白い!!!イベントですし、今年はさらに10周年。期待が高まります。まだいらしたことのない方はぜひ一度足を運んでみてほしい、と心から願ってのテキストでした。