巨匠ロベール・ブレッソンによる、映画史に輝く至高の傑作がデジタル・リマスター版で復活。 『バルタザールどこへ行く』、『少女ムシェット』2作品を1日限りで上映します。
<開催概要>
ロベール・ブレッソン監督 傑作2作品 デジタル・リマスター版復活上映
『バルタザールどこへ行く』『少女ムシェット』
2021年4月10日(土)札幌市民交流プラザ 3階「クリエイティブスタジオ」(札幌市中央区北1条西1丁目)
作品配給・協力:コピアポア・フィルム
作品公式サイト:https://balthazar-mouchette.com/
上映スケジュール
2021年4月10日(土)(※各回完全入替制)
10:30 開場
11:00 『バルタザールどこへ行く』上映(12:40終了予定)
-場内入れ替え―
13:30 開場
14:00 『少女ムシェット』上映(15:20終了予定)
チケット
開催会場
-
札幌市民交流プラザ 3階
「クリエイティブスタジオ」札幌市中央区北1条西1丁目
札幌市営地下鉄東西線、南北線、東豊線「大通」駅 30番出口から西2丁目地下歩道より直結 徒歩約2分
-
上映作品紹介
『バルタザールどこへ行く』
少女マリーと聖なるロバが辿る無慈悲な運命。巨匠ロベール・ブレッソンによる、映画史に輝く至高の傑作。
小さな農村で、農園主のジャックと幼なじみのマリーは、生まれたばかりのロバに「バルタザール」と名づけ可愛がる。だが年月が経ち、バルタザールは別の飼い主のもとへ。やがて逃げ出したバルタザールは、美しく成長したマリーと再会し、まるで愛し合う恋人たちのように慰め合う。だが運命は、バルタザールにもマリーにもあまりも過酷な試練を与えていく…。
巨匠ロベール・ブレッソンが長年映画化を望んだ、聖なるロバ“バルタザール”をめぐる現代の寓話。
緊張感溢れる画面が、この崇高な悲劇を美しくも冷酷に映し出す。ヴェネチア国際映画祭審査員特別表彰をはじめ数々の映画賞を受賞し、いまも多くの映画人を魅了しつづける、映画史に残る最高傑作!
監督・脚本 ロベール・ブレッソン|1966年|フランス・スウェーデン|96分|モノクロ|スタンダード
©1966 Argos Films – Parc Films – Athos Films – Svensk Filmindustri
『少女ムシェット』
孤独で、惨めで、あまりに哀れな少女の受難劇。多くの映画監督たちを魅了した、ブレッソンの問題作にして伝説の一作。
重病に苦しむ母と、酒に溺れ暴力を振るう父。自分が面倒を見るしかない赤ん坊を抱え、14歳のムシェットは、貧しい生活のなか、ひたすら孤独な日々を過ごしていた。家でも学校でも居場所のないムシェットは、森の中に逃げ込むが、突然の嵐で道に迷ってしまう…。
常に孤独な魂を映し続けてきたブレッソン映画のなかでもとりわけ苛烈な問題作。
彼女の悲惨さが極まるそのラストシーンは、ベルイマン、タルコフスキー、ジャームッシュら多くの映画監督をも魅了し、映画史に残る名場面として今も語り継がれる。
監督・脚本 ロベール・ブレッソン|1967年|フランス|80分|モノクロ|スタンダード
©1967 Argos Films – Parc Films
来場時のご注意
・ご来館の際のマスク着用、およびご入場時の検温、手指の消毒にご協力をお願いします。
・入場時はお客様ご自身にチケットの半券を切っていただき回収いたします。
・熱があるなど体調が悪い方のご来場はお控えください。
・上映中に咳が止まらない場合は、観客の安心のため、一旦外に出ていただくなどご協力をお願いします。
お問い合わせ
[主催]上映事業企画制作 小野朋子
Mail: ono.tmk@gmail.com
Tel: 080-1876-5061