かつてないスケールでハリウッドを揺るがせた、映画史上もっとも呪われた問題作。初公開から30年以上の時を経て、監督自らの監修のもと、今鮮やかに蘇る!


1980年代初頭。『ディア・ハンター』(78年)で米国アカデミー賞5部門を受賞し、 アメリカ映画の今後の担い手と期待されていたマイケル・チミノ監督の『天国の門』。 その映画は予算も撮影期間も予定を大幅に超え、実に製作費4400万ドル(当時のレート換算約80億円)という巨額が投じられた。 当初のヴァージョンが切り刻まれて150分の作品として公開されるも、興行的にも大惨敗。 映画史上最も呪われた問題作として歴史に刻まれることになってしまったのである。 しかし修復不可能といわれていた本作が、チミノ自身の監修によるデジタル修復で更に鮮度を増して蘇り、2012年ヴェネチア映画祭で上映。 30年以上の時を経て、ようやくその真価が証明されたのである。呪われた映画として封をされた『天国の門』の生命の解放は、復元と言うよりも再生と呼ぶに相応しい。 日本公開時から全国を感動で包んだ本作、このたび上映期限切れにつき、札幌にて最初で最後の1回限定上映を行います。216分、ぜひ札幌プラザの大スクリーンで!



開催日時

2015年5月17日(日)
開場 12:30/開始 13:00(16:45終了予定)
※途中休憩はございません。


会場

札幌プラザ2・5[2階劇場]
(札幌市中央区南2条西5丁目、狸小路5丁目内)



お知らせ

ご入場料金

ご予約はこちらから
※当日券は11:30より会場受付にて販売します。
ご予約:1,800円 / 当日:2,000円


来札ゲスト(上映前にご挨拶がございます)

「天国の門」配給 boid代表 樋口泰人

映画評論家、音楽ロック評論家。爆音映画祭ディレクター。現在も自ら爆音調整に立ち会っている。98年に「boid」を設立。爆音上映、映画配給、boidレーベル、boid出版など、多岐に渡る仕事で多くの監督や作家から支持をえている。著書に「映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか」「映画は爆音でささやく 99-09」などがある。
boidhttp://www.boid-s.com/
爆音映画祭http://www.bakuon-bb.net/


企画・製作

http://www.boid-s.com/